クロスバイクのハンドルカットに挑戦
走行中はバーエンドを握る割合が多いのですが、昨日バーエンドバーをBBBクラシックに変えバーが長くなった結果、より前傾姿勢を保つことができたのですが、今度は手のポジションが気になってしまい、意を決してハンドルカットに挑戦です。
色々な記事を読むと、バーのカットはアルミであれば高価なハンドルカッターを使用しなくても、100円ショップのパイプカッターで十分、との記述があるため、参考にしてダイソーのパイプカッターを購入。(ちなみにこの商品は¥105ではなく¥420でした。)※写真は一般的なパイプカッターです。
【ダイソーのパイプカッター】
カットの要領は説明書を読んでもいまいち理解できませんでしたが、なんとかなるか・・・と楽観的に考え、早速ハンドル回りの備品を全て外します。
【バーエンドを外す前】
まずはバーエンドのネジを緩めて外します。次にグリップをひねりながら外へ引っ張りだします。(所要時間:約3分)
次にいよいよカットへ・・・
予めカットする長さを測っておくと間違いありません。(私はカッターの端を基準に目視でざっくり切ってしまいました・・・)
カットの手順は、歯をパイプへセットして、ネジをぐっとしっかり回し固定します。そのまま周上を一周するとハンドルに切れ目が刻まれます。
切れ目が入ったため、今度は切れ目に沿ってネジをもう少し食い込ませることができます。再度ネジを回すとさっきよりは深く食い込みます。そして再びぐるっと一周。
この操作を繰り返します。すると徐々に歯がハンドルに食い込んでいき、4~5回繰り返すと最期にパイプがカットされます。
これ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/youtube">youtube</a>などで予め動画を見ておけば何も感じないと思いますが、私は事前情報なしにいきなり感覚で始めたので、正直カットできた瞬間は 「!!(感動)」でした。 逆に言うと無事カットできるまではなんだか不安で・・・。(これで大丈夫なのか・・・、もしかして思いっきり間違えてるんじゃないか などと不安ばかり感じていました。)
結論からいうと、とっても簡単です。
唯一の注意点はきれいに一直線にカットすることと、カットした後の切れ目をキレイにすることぐらい。キレイに一直線にカットするには、最初のカッターのセットの時、あまりネジをきつく回して食い込ませないで、緩めにセットしグルッと一周させカットして、うっすらと軌跡をつけてしまうことをお勧めします。特に初めてカットする人は、「カッターをぐるっと一周させる」要領をつかめていないので、まずは試し切りをし、このポジションでよければ徐々に歯を食い込ませカットしていく、という手順がよろしいかと思います。
またカットした後の切れ目については、歯を少しずつ食い込ませて慎重に切っていけば切れ目がなめることなく、キレイにスパッと切ることが出来ます。少しずれてしまったり、切り口が切れ目の中に食い込んでしまっても、後でヤスリできれいにすれば何とでもなりますが、それも2度手間なのでできる限り慎重に、丁寧にカットした方がよいと思います。
なおこのパイプカッターは、パイプの中に食い込んでしまった切れ目をキレイにする用の歯が仕込まれているので、この歯をパイプの中に突っ込んでグリグリ回してやれば、パイプの中の食い込んでしまった切れ目もきれいに削り取ることができ、バーエンドの蓋を閉じる時に、キャップが入らないというトラブルも回避できます。
無事パイプをカットできたので、グリップを元に戻します。
もちろんハンドルが短くなっているので、グリップも同じ長さをカットします。
私はハサミで切ってしまいましたが、方法は何でもよいと思います。ハサミでカットすると、はさんだ時にゴムがグニャっと潰れてしまい、切った後に切れ目が若干斜めになったりしますので、念のためカットする箇所に目印を設けて、ちょっとずつ切断できるように進めるとよいと思います。
最後まで丁寧に慎重に、作業を進めるのを意識することを心掛けてください。
【カット後、グリップを装着】
【完成】
この写真は左ハンドルを1cmカットしたものです。よーく見ると左の方が短いのがおわかりになるかと思います。たいして変わってないじゃん! と思うあなた。ぜひ1度お試しください。実際に走行してみると、全然違うんです!体のバランスもより中心になるので、疲れも軽減されますし、風の抵抗も若干和らぎます。そして何より姿勢がかっこ良くなる!
私はこの後さらに1cmカットし、両方合わせて計4cmカットしました。なお、ストレートの部分もよく握って走行する という方は、大胆にカットせずに徐々にカットすることをお勧めします。
片側2cmカットしましたが、ストレートの部分を握ると手の小指部分がエンドバーに常に触れるようになりました。私は90%以上エンドバーを握っているため気になりませんが、人通りの多い道を走行するのでストレート部分を多様する方などは、カットは慎重にした方がよいと思います。面倒ですが少しカットしては元に戻して、走行。またカットして走行、と慎重に進めてください。切るのは簡単です。でも失敗しても元には戻りません(泣)。後悔と満足が表裏一体なんです、この作業は。ご注意を!
ちなみに次回は初パンクの時のレビューを書きます。
今回も読んで頂きありがとうござました。