ブレーキレバーエクステンションを付ける【後編】(TEKTRO RBP-202)
ブレーキレバーエクステンションを付ける(TEKTRO RBP-202)の後編です。
先端を削って装着してみる
ブレーキレバーエクステンションの装着が、ブレーキレバーの太さが合わず断念しましたが、レバーの突起を削るという方法を選択した私は、早速ホームセンターでヤスリを購入してきました。ヤスリも色々種類があるんですね。初めて知りました。
今回はアルミを削るため、アルミ・鉄等を削る用の棒ヤスリを購入してきました。店員さんに相談したところ、『これで削れますヨ』との紹介をいただき、¥980の棒ヤスリを購入。その隣には見た目がまったく同じなので¥4,980のヤスリもあり、ヤスリの世界も奥が深いのだな、と感心しつつ、早速帰宅し削り作業へ。
これが購入したヤスリです。
あとはひたすら削るのみ。コシコシコシコシ・・・・作業すること約10分。
そろそろ頃合いかな、と感じRBP-202を装着。
「入った!!!!!」
感激です。そりゃー削れば細くなるし入るでしょ、と冷静なご指摘を受けそうですが、素人にとっては”折る”とか“削る”とか“切る” 作業はやはり不安が伴うんです。DIY(Do It Yourself)ですので、成功すると喜びもひとしおです!
後ろから見ても、間違いなく貫通しています。
削る前と後の比較。左が削る前、右が削った後です。
少し分かりづらいですが、丸みを帯びた所が平らになっているのが分かると思います。
こうして片方の装着が完了しました。
続いて反対も削ります。コシコシコシコシ・・・・(約10分)
たまった削りカスはこんな感じ。
そして大きなトラブルもなく、ついに完成しました。
RBP-202を付けて走行してみた
夜中でしたが、早速近所を試乗して参りました。
当たり前ですが、各段に便利になりました。シフトチェンジを多様しない限り、エンドバーを握った姿勢のままずっと走行できます。
また使用している方たちのレビューにもありましたが、ブレーキの効きはイマイチだとか、引き幅が大きくてとっさの時は使えない、といった記述もチラホラありましたが、15分ほど試走した感想ですと、確かに通常のポジションよりはブレーキが効いていない(ブレーキシューがしっかりホイールをはさんでいないような)感じがあるのは否めませんが、走行に支障のない範囲内だと感じます。装着させるポジションを工夫すれば、効かないことはなく、私もなるべく先端に装着し、引き幅を最大限に確保できるようセッティングしたので、スカスカするような感触もなく、TEKTRO RBP-202は安心して使えるパーツだと思います。
以前はあまり意識することはありませんでしたが、ハンドルをちょこちょこ握り直すって、けっこう面倒だったんですね。これにさらにギアのシフターまで付いているロードバイクは、さぞ快適だろーなぁ、うらやましく感じます。
最初からロードに乗れた方たちには分からない感覚ですよね。反面、いつか購入した時は感動もひとしおだと思います。
以上、長編になりましたが、RBP-202の装着レビューでした。
今回も読んで頂きありがとうございました。